真・女神転生動作実験室
◆真・女神転生の挙動 魔法の行動順 隊列の効果 状態異常
ショートカット 月齢の影響 エストマの効果 移動魔法の帰還先
エキドナの種族 バックアタック エナジードレインの効果 テトラジャの効果
カオスヒーローの合体 命中補助の効果 ロザリオの無効化 経験値倍率
◆計算式 ◆悪魔遭遇表

◆真・女神転生の挙動

ここでは真・女神転生で使用されているマスクパラメータや計算式、および気が付きにくい仕様や設定ミスにより効果が分かりにくくなってしまっている要素などを解説しています。

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魔法の行動順

SFC版真・女神転生では速さに関わらず、魔法が物理攻撃に先手を取れる事が知られている。
これは計算式のバグによる物。本来は月齢に対応した速さ補正が掛かる筈だったが、 誤って1バイト管理の月齢値を2バイト(=16ビット)モードで読み取ってしまっているため、 無関係な隣のメモリの値×256が補正値に上乗せされてしまい、必ず先手を取れる値になってしまう。
魔法先制の解除方法 月齢値の隣のメモリに格納されているのはそのターンのコマンドを確定した時点で最後に「魔法、アイテム、COMPなどのウィンドウを開いた」キャラクター、または誰もウィンドウを開かなかった場合は前ターンまでの行動中で最後に「特技、魔法、アイテムを使う」などの特定の行動処理を行なったキャラクターのIDなので、 ID0000hの主人公がコマンド入力の一番最後にアイテム欄を開くと、「魔法先制を無効化」する事ができる。
また参照されるのは2バイトで管理されているIDの末尾1バイトのみなので、主人公以外にもID0300の「仲魔の五体目(※1)」、ID0600の「敵の一体目」が魔法先手を無効化する可能性がある。 これらの末尾00のキャラクターが前述の行動を取ると魔法先制が無効化される。
逆にそれ以外のキャラクターが当該の行動を取ると再び魔法先制状態になる。
移動時はメニューを開くと主人公がウィンドウを開いた扱いになる。 また3Dマップを一歩でも歩くとパーティ最後尾キャラのIDが当該メモリに反映される。 このため主人公を最後尾にして歩いたり、イベント戦の手前でメニューを開いてから戦闘に入り、誰もウィンドウを開かない行動を選択した場合も開始ターン時点での魔法先制が無効になる。
味方に魔法やアイテムを使わせながら魔法先制を解除したい場合は、前もって主人公か仲魔の五体目をその味方より後ろに配置しておき、最後にアイテム欄などを開く必要がある。
ネット上の先行調査によると、一部のアイテムは魔法に先行できる、とも報告されているが、 これはアイテムの性能ではなく、主人公がアイテム欄を開く事で起きた現象だと思われる。
※1 隊列ではなくCOMP内の順番。加入後に前の悪魔が外れてもIDの並びは入れ替わらない。

隊列の効果

真Tの隊列は効果があるのかないのかよく分からないと言われるが、実は後列には防御と回避に1/8の補正(端数切捨)が上乗せされる。 この補正はステータス画面にも反映されるので確認は簡単。しかしその挙動には一貫性のない不規則な所が多い。
表示上は前三人と後ろ三人に分けられているように見えるが、実際は前列は前の二人だけで三人目から後列扱い。パーティの総人数とも関係がない。
また、補正が掛かるのは人間だけで、なぜか仲魔には掛からない
後列は命中が1/8下がるという負の補正を受けるが、攻撃力は下がらないので、比較的有利。
上記の補正値は装備変更、レベルアップ、並び替えなどを行なった時点での並び順によって算出される。仲魔の出し入れや戦闘不能による隊列の自動入れ替えでは再計算をされないため、 戦闘前に仲魔を壁にするように前列に並び変えてしまえば、その悪魔がやられてしまっても、人間は後列の補正を受けたまま戦う事ができる。
またステータス画面で確認できない効果として、前列には行動順判定に速さの25%程度の補正が上乗せされる。この補正は仲魔を含む前三人に適用され、自動隊列変更の影響を受ける。 この補正対象のずれを利用して、後列の防御補正と前列の速さ補正を同時に受ける事もできる。
説明書では先頭ほど攻撃を受けやすいと書かれているが、敵の攻撃対象になる確率には影響がない。なお、敵側には隊列補正はない。

状態異常

状態異常には優先度が設けられているらしく、永続状態異常になるとSFC版、リメイク共に一時状態異常を受けなくなる。 毒や呪いは戦闘時のデメリットが特に設定されていないので、魅了などの危険な状態異常を使う相手にはわざと毒などに掛かる攻略法が有効。 主にアルケニーやカオスヒーロー戦、乱数調整でデイビットを狙う時などに有効。一時異常ではないネビロスのムド等は防げない。
これは敵にも同じ事が言えるので、毒付与系の攻撃は単に状態異常への耐性を与えるだけのサービス行動になってしまう。
状態異常は重複しないという訳ではなく、同じ優先度の異常であれば重複する。
DEADやDYINGは他の状態異常を上書きするため、呪いのキャラをわざと戦闘不能にして復活する事で、呪い装備を付けたまま呪いを解ける。ただしリメイクでは解除できなくなった。
例外 追加効果の必中現象 SFC版では複数体攻撃中に追加効果が一度でも発動すると、残りの攻撃対象への追加効果が必ず発動する。 神経弾が雑魚を連続で眠らせてしまう現象などはこのため。結果として集団の雑魚に対しては単体のボスより追加効果が発生しやすい。 この効果は上記の優先状態異常を貫通するため、エキドナ戦で呪いの上からマハブフーラで凍結するなどの状況を引き起こす場合もある。 この現象が起きる対象は追加効果のみなので、シバブーなどの状態異常主体の魔法や特技では起こらない。

ショートカット

吉祥寺のカフェ 母のお使いを省略可能。カフェに立ち寄らなくても、餓鬼に襲われるイベントを起こして帰宅すると話が進む。リメイクでも可能。
病院 トラエストが禁止されていないため、カーシーを連れて来るとオリアスを無視して脱出できる。ただし、この時点でカーシーを作るには相応のレベル上げが必要になる。
応用として、病院に捕まってすぐ脱出し、もう一度捕まるとロウヒーローを連れずに病院を歩ける。病院内のノッカーで悪魔増殖バグを起こしてからロウヒーローを加入させると、ヒロイン増殖と同じ隊列溢れによるバグマップへ移動できる。
PS版はトラポートでなければ脱出できない。習得悪魔のレベルが高すぎるため実行は困難。
池袋のヤマ裁判 カオスヒーローに捕まるイベントの手前で大地下道に一旦入り直し、トラエストで外に出ると出入口を横に抜けられる位置に出るため、裁判イベントを起こさずに先へ進める。リメイクではトラエストの脱出地点の変更により不可。
都庁 ニュートラルルートで攻略する場合、都庁のイベントは両陣営のボスを倒さなくても片側を倒せば依頼を果たした事になり、カテドラルの奥側へ進める。リメイクでも可能。
ロウルートかカオスルートの場合、都庁へ行かなくても自陣営と反対の入り口からカテドラルへ入ると中心部の扉が開いて先へ進めてしまう。リメイクでは不可。またリメイクの都庁では味方陣営側のボスとの面会も必須フラグに変更されていて、ニュートラルルート以外では両方の塔を登らなくてはいけなくなった。SFC版でもカオスルートだけは両方の塔を登らないと味方陣営側の入口から中心部に侵入できず、ロウルートとフラグチェックに不統一がある。
◆バグ現象を利用したショートカット◆
属性決定バグ 洪水やリング作成などを省略できる。出せるEDには制限がある。
バックアタック利用 一部のイベント床をすり抜ける。実行には厳しいステータス条件がある。
ヒロインバグ&うかつワープ 3Dマップのどこへでも行ける。通常進行に戻れない場合が多い。
隊列溢れワープ 一部の仲間加入イベントから終盤のダンジョンなどに移動可能。

月齢の影響

真TにはU以降のような直接火力を補正する効果はなく、ほとんど気付かないほど地味。
まず前述したように、魔法使用時に本来は月齢に応じた行動順補正が乗る。 この仕様は魔法の絶対先制を無効化した時にようやく正常に機能する。ただし補正量は最大で速さ2ポイント程度なので、プレイしていて気付かない程度。
他には先制確率にも影響している。月齢が満月に近いほど味方側の先制率が高く、新月に近いと敵の先制率が高くなる。詳細は計算式の項目に記載。 普段はまず気にしなくていいが、状況再現などの厳密さを要する場面では、月齢によって戦闘結果が変わってしまう場合もある。
やりこみへの転用 前述の隊列補正と組み合わせた場合、魔法先制がなくてもミカエルにセンコのテトラカーンを先制できる可能性がある。某サイトで断念されていたPS版による全ボス1ターン撃破は理論上は不可能ではない。ただし確率は魔人狩り並に低い。
月齢相性の謎 小学館から発売された攻略本では悪魔に月齢相性のパラメータが存在し、先制されやすさ(行動順の事か不意打ち率の事かは不明)に関わるとされている。また内部値にもそれらしいデータが存在しているが、実際のゲームへの反映は確認できなかった。

エストマの効果

エストマは公式には自分よりレベルの高い敵が出ない魔法、とされているが、 実際にはほぼ全ての敵の出現を封印してしまう。これも実は計算式のバグに由来する。
本来の設定では一つのフロアに出現する最大16種の悪魔の内、一種類でも自分よりレベルが低い場合はエンカウントをキャンセルする仕組みになっているが、 悪魔のID参照を誤って2バイトで読んでしまっているため、出鱈目なアドレスを参照してしまう。
出鱈目なアドレスを16回判定すれば、そのうち一つは本来のレベル帯より大幅に下回る事になるので、ほとんどの地域でエンカウントする事がなくなってしまう。
エナジードレインなどを使って極端な低レベル状態を作ればエンカウントする事もある。
リメイクでは機種によって本来のレベル依存設定になっている物と全部敵を封じる物があり、仕様が一定していない。

移動魔法の帰還先

トラポートの帰還先は最後に「セーブを実行」したターミナルになる。ターミナルに入る事が条件の「転送」の登録や、セーブ画面を開く事が条件の固定敵(魔人)出現フラグ復活等とは異なり、必ずセーブ枠を使う必要がある。
ゲーム開始から未セーブかつ大破壊前の場合、本来留まれない自宅の部屋のマスにワープする。金剛神界をクリアすると(転送未登録でも)新宿ターミナルがワープ先になる。PS版ではゲーム開始からセーブしていない場合や、最終セーブ地点が大破壊で消滅している場合はトラポート不可になる。
トラエストの脱出先は転送などで別ダンジョンに移動していても、最後に2Dマップから3Dマップに立ち入った入口まで戻る。出口から歩いて出る場合と違い、入口マスの手前ではなく、重なった位置に出る。この1マスの違いを利用する事で、池袋の裁判イベントを回避して先へ進むショートカットが可能になっている。 リメイクでは直接2Dマップに飛ばず、3Dマップ側の出口前に戻るのでこのショートカットはできなくなった。
またダンジョンの出口のマスで外へ出る選択をキャンセルすると、トラエストのワープ先がその出口から出た時の座標に更新される。この場合のみトラエストでも入口の一歩手前に出る。 リメイクでは選択肢がなくなり、出口マスに入った時点ですぐ外に出るようになった。
奇妙な禁止区域 六本木はロウヒーローの離脱イベントが起きた後は移動魔法を使えるが、池袋はヤマ裁判が終わっても移動魔法が解禁されない。病院は最初からトラエスト禁止フラグが設定されていないので、無理をしてトラエスト使いの悪魔を作ればオリアス戦をカットできる。 メガCD版は六本木のトラエスト解禁タイミングに設定ミスがあるので、ロウヒーローを連れたまま脱出して三人旅ができる(SFC版でも別のバグを使うとロウヒーロー救出は可能)。
移動魔法が使えない場所でも、他の場所からそこにワープする事はできる。2Dマップでは全域で移動魔法を使えない。
洪水後 トラエスト、トラポート共に帰還先が味方陣営側のカテドラルに更新される。ニュートラルの場合、立ち寄っていなくてもカテドラルカオスがワープ先になる。リメイクも同じ。

 

エキドナの種族

品川のロウヒーローには邪龍と呼ばれているが、戦闘時の種族は邪神
邪神はシステム上はロウ種族なのでエキドナの陣営と矛盾している。
真Tに属性依存の攻撃はたしか無かった筈なので、実際の属性は不明。
初対面の自己紹介では女神を自称している。

バックアタック

あまり知られていない現象として、SFC版真・女神転生では敵に背後から襲われる事がある。
条件としてまず、パーティが四人以上である事が必要。そして味方の中で早さと運がそれぞれ最も高いキャラが敵の速さと運を大きく下回っている必要があるので、 意図的に育成をしていないとほとんど見る機会がない。また、キャラを戦闘不能にしても判定から除外されない。
効果としては隊列の並び順と、向いている方角が逆になる。このため、一方通行以外でも壁を背負って逃げられなくなる場合がある。 一見凶悪そうにも見えるが、バックアタックされる時点で元々逃げる事が困難なステータスなので、実害がそれほどある訳ではない。 しかも敵が先制行動をする効果はないので、普通の不意打ちより危険度は低かったりする。
これだけなら特にバグという訳ではないが、イベント床手前でバックアタックされて逃げると、なんとイベントをすり抜けて進むという派生のバグ技を利用できてしまう。
その他に特殊な現象として、バックアタックが成立した場合は先制判定の更新がスキップされるため、直前の戦闘でこちらが先制して逃げている場合、フラグが残存してバックアタック中にこちらが先制するという奇妙な状況が発生する。 敵の先制はフラグを残す方法がないため、バックアタックと両立しない。

エナジードレインの効果

今作のエナジードレインという用語はレベルダウン攻撃の「悪魔のキス」「デビルスマイル」を指している。 基本的な仕様として、両者とも一回食らうと麻痺状態になり、既に麻痺状態の人間が食らうとレベルが下がるという効果を持つ。悪魔やレベル1の人間は下がらない。
耐性の無視 相性は呪殺とされているが、実際には呪殺耐性によって防がれず、ラスボスを含む全ての敵を麻痺させてしまう。 また命中判定は状態異常魔法ではなくダメージ魔法に準じた判定になっているため、非常に当たりやすい。 所持悪魔がダークやカオスばかりという不便はあるものの、当たれば勝利が確定する凶悪な技の一つになっている。ただしPS版ではボスに麻痺無効の特性が付いたため通じなくなった。
性能差 データ上では悪魔のキスには所持する悪魔の性別によって種類が設定されていて、逆の性別の相手にしか効かない技かのように説明されているが、実際には誰にでも効いてしまう。 また威力の設定が反映される判定が存在しないため、性別を含めて三種あるエナジードレインは実質的に同じ性能の技になっている。
防御手段 テトラジャの項目で後述するように、エナジードレインを防ぐ魔法とされるテトラジャは、SFC版ではエナジードレインを防がない。阿弥陀数珠とロザリオは属性が合っていれば、「レベルを下げる効果」のみ防ぐ事ができる。
関連バグ エナジードレインでレベルが下がった場合には、ステータスは一番高い物が減算される。この判定は装備補正も含むため、応用すると基礎ステータスを無理やり0以下にもできる。 ただしそのキャラクターのステータスを開くとフリーズしてセーブを壊す危険があるだけなので、実行するメリットはない。

テトラジャの効果

今作のテトラジャは攻略本などで「エナジードレインを防ぐ」魔法と説明されているが、実際には防げず、代わりにエナジードレイン以外の特技(EXTRA)を防ぐという効果が発揮される。 恐らく効果対象の設定ミスかと思われるが、説明書では「エナジードレインほか、敵の特殊攻撃を防ぎます」という対象を曖昧にぼかした説明が記載されている。
PS版ではエナジードレインを防がない点は修正され、特技全般を防ぐ効果になったが、ゲーム内の説明文は「味方を敵のエナジードレイン攻撃から防ぐ」という誤った内容になっている。
効果の似通っている阿弥陀数珠などにはこの効果はない。
参考リンク メガテン用語の基礎知識

カオスヒーローの合体

合体相手は悪魔ごとに設定されている属性値が最も高い(=最もカオス寄りの)悪魔が選ばれる。
ゲーム内ではL-N-Cを隔てる区切りより細かい値はこのイベントでしか参照しないマスクデータなので、バグによるメモリ参照以外では事前にどの悪魔がより高いかを知る事はできない。説明書に掲載されている「種族と属性の関係」はその種族のおおまかな属性値の傾向を表してはいるものの、悪魔ごとの個体差によってこの並びに当てはまらない場合もある。
属性値の同じ悪魔がいる場合はレベルの高い側が選ばれるが、この際にレベルの高い側の悪魔が一覧の下側にいる場合に比較処理のミスがあり、その次の悪魔との属性比較で誤ってレベルと属性値を比較してしまい、結果的に属性がロウ寄りの悪魔が選択されてしまう事がある。
戦闘不能の悪魔は属性に関わらず合体の対象にならない。
悪魔と合体したカオスヒーローはレベルが+10、各ステータスが+5される。このボーナスは通常のレベルアップ時と異なり、ステータス上限を突破する事ができる。

命中補助の効果

命中率の補助魔法である「スクカジャ」「スクンダ」は効果を実感しづらいと言われるが、命中成否の閾値となる乱数を計測した所、違いが見られず、本当に効果がない模様。またPS版でも直っていない様子。
命中を下げる特技のフォッグブレスは一回の使用で「受けた側の人数と同回数のスクンダ」を重ね掛けるという強力そうな内部仕様を持つが、スクンダに効果がないためこちらも無意味。
フォッグブレスは発動時に効果のメッセージがなく、重ね掛けの打ち止めも表示されないが、スクンダと異なり外す場合があり、その場合のみメッセージが出る。

ロザリオの無効化

ロウ属性専用の自動蘇生アイテムであるロザリオとカオス属性専用の自動蘇生アイテムである如来像を重ねて使った場合、使った順番に関わらずロザリオが効果を発揮しなくなる。

経験値倍率

敵のレベルが高い場合は基本経験値×2^(レベル差/4)の倍率で経験値が増加する。上限は32倍。
こちらのレベルが高い場合は基本経験値/(レベル差/4)の割合で経験値が減少する。いずれも除算は端数切捨て、0除算は1で計算。最低経験値は1。減少率は下限による打ち止めはない。
一般にレベル差が4開く毎に指数/除数が1つ大きくなるという規則性として知られているが、除算は1/1から始まるため、経験値が減り始めるのは8レベル差からになっている。ネット上には4レベル差で1/2になるという式も出回っているが、これは誤り。 このテーブルはPS版も共通。SFC版は計算結果が65536を超えるとオーバーフローが起きるため、一度に得られる経験値に制限がある。メガCD版では上方倍率にも上限がないため、簡単にレベルが99になる。

◆計算式

特記のない限り演算ごとに端数切捨て。
物理(系特技)ダメージ 攻撃力に攻撃力/4(四捨五入)+4を掛けて補助倍率を掛けて防御力×補助倍率で割って四捨五入して1を引き、特技の場合は特技威力の半分を掛けて、防御相性を掛けた値がダメージになる。式の途中で65535を超えるとオーバーフローする。
魔法(系特技)ダメージ まほうりょくにその魔法の威力を掛けて補助倍率を掛けて敵のまほうりょく+防御/8(四捨五入)で割った値を四捨五入して1を引いた値がダメージになる。
物理回避率 n=(回避+24-相手の命中)÷4(四捨五入)として、n×(n÷2(四捨五入))/256の確率で回避。回避値の高い防具を利用すれば、物理に対しては100%回避も達成可能。
魔法回避率 n=(知恵+(幸運÷4(四捨五入))+24-相手の魔法効果)÷4(四捨五入)として、n×(n÷2(四捨五入))/256の確率で回避。攻撃アイテムはこの回避判定が適用されず、必ず命中する。
状態異常成功率 (※追加効果とは異なる)知恵×その魔法の威力÷相手の知恵×防御相性/32の確率で成功。 状態異常魔法の場合、魔法回避判定+状態異常判定の二重の判定を受ける(どちらの判定を失敗したかでメッセージが違う)。 アイテムの場合は状態異常判定のみ。 エナジードレインは状態異常判定がなく、魔法回避されなければ命中する。
追加効果発動率 物理系は25%、魔法系は100%。完全無効の場合を除き、防御相性では確率が軽減されない。恐らくバグにより、銃などの複数体攻撃の追加効果は一度発動すると、残りの攻撃対象への追加効果が必ず発動する(PS版では修正済)。
状態異常回復率 ターン終了時に緊縛と魅了と沈黙は1/8、睡眠と幸せは3/8、凍結と混乱は5/8で回復(乱数が基準値と同値でも回復成功なので厳密にはもう1/256高い)。
異常行動率 混乱は行動時に1/4で勝手に身を守り、幸せは1/2で何もしない。
逃走率 ((味方全員の速さ+運)-(味方と同数分の敵の速さ+運))/8の確率で逃走成功。またこの判定に失敗した場合にステータスと無関係に1/16の確率で逃げられる追加判定がある。
行動順 (魔法先制無効の場合)速さの二倍に乱数を16で割った余りを足し、味方の前列3人目までの場合さらに速さの半分(端数切り上げ)、魔法なら月齢の分子の半分(端数切り上げ)を加算して値が大きい順に動く。 同値は敵優先。敵に前衛補正はない。
先制率 味方の先制力=一番速い味方の速さ+一番運の高い味方の運の半分(端数切り上げ) +月齢の分子、敵の先制力=敵の速さ+運の半分(端数切り上げ) +(8−月齢の分子)として、先制力の上回った側が上回った値/64の確率で先制できる。
バックアタック率 パーティが四人以上の時のみ判定。敵の速さ+(敵の運×2)から一番早い味方の速さ+(一番運の高い味方の運×2)を引き、4で割って端数を切り捨てた値を32で割った確率でバックアタックが発生。 バックアタック判定に失敗すると先制判定に移行する。バックアタックと敵の先制は重複しない。2Dマップでは発生しない。
最大HP 男性は(レベル+1)×((体力+(強さ/2[四捨五入]))/4[四捨五入])+14。ヒロインは(レベル+1)×((体力+(強さ/2[四捨五入]))/5[四捨五入])+12。
最大MP (レベル+4)×((知恵+(魔力/2[四捨五入]))/8[四捨五入])+4。最大HPと異なり、性別による差はない。
その他おみくじ、罠床、蘇生行動の成功率などは乱数のページに記載しています。

◆悪魔遭遇表

青字はその悪魔との遭遇確率。固定エンカウントの悪魔は含まない。同一テーブルのエリアは/区切り、同じダンジョンの複数階層は・区切りで表記。

吉祥寺(2D)/カテドラルロウ街

3/16ピクシー ブラウニー 2/16ちんぴら やくざ ゾンビ モウリョウ ゴースト

アーケード/カテドラルB1南西隅

4/16クグツ 2/16ピクシー ブラウニー ゾンビ レディーゾンビ オバタリオン 1/16ワードッグ ガキ

病院

3/16ワードッグ ノッカー ゴースト ガキ 2/16ピクシー ゾンビ

エコービル/研究所

5/16グレムリン 3/16ゴブリン コボルト 2/16ノッカー アンドラス 1/16ガキ

研究所周辺(2D)

3/16ゴブリン ハーピー ドンコウ 2/16ドリアード コボルト 1/16ゾンビ レディーゾンビ オバタリオン

新宿周辺(2D)

3/16サンキ 2/16フケイ ゾンビアーミー ボディコニアン おしち 1/16オーク レディーゾンビ オバタリオン ゾンビコップ ガキ

新宿1F・B1

2/16ジャックフロスト ジャックランタン アンドラス 1/16ゴブリン コボルト インプ ゾンビ スライム おしち ボディコニアン ガキ やくざ ゴースト

新宿2F・B2/オザワ隠れ家/都庁前広場/破壊後新宿入口/カテドラルB1下り階段付近

3/16インプ 2/16ゴブリン ドリアード アンドラス ガミジン 1/16ジャックフロスト ジャックランタン コボルト スライム おしち

市ヶ谷駐屯地B1・1F・3F

4/16アズミ ゾンビアーミー 3/16とっこうたい 2/16ガミジン 1/16アンドラス インプ レムルース

市ヶ谷駐屯地2F/レジスタンスのアジト東側

4/16ボーグル 2/16ガミジン フォルネウス レムルース シェイド スライム 1/16ドリアード グール

四ツ谷地下道/アメリカ大使館

3/16ファハン オーク 2/16カーシー ドリアード スパルトイ ゾンビアーミー 1/16ハーピー エンジェル

金剛神界

3/16タンキ 2/16ネコマタ ガンダルバ キンナリー ツチグモ ヌエ 1/16アプサラス アズミ ブッカブー

破壊後

新宿周辺(2D)

3/16とっこうたい しょけいライダー グール 2/16コカクチョウ ベリス 1/16きょうしんしゃ ブッカブー ビットボール

新宿B1・オザワビル1F

3/16コープス 2/16とっこうたい モムノフ レムルース グール マンイーター 1/16ルサールカ ワーキャット はかいそう

新宿B2・オザワビル2F

2/16シトリー モムノフ コープス レムルース マンイーター 1/16ワーキャット とっこうたい はかいそう おにじょろう ピシャーチャ ワーム

渋谷周辺(2D)/六本木周辺(2D)

2/16ケルピー きょうしんしゃ ブッカブー コカクチョウ グール 1/16テンプルナイト とっこうたい しょけいライダー フリアイ ビットボール T93G

渋谷

3/16きょうしんしゃ 2/16エルフ ルサールカ ワーキャット テンプルナイト ドワーフ マンイーター 1/16リリム

精神世界/旧レジスタンスのアジト東側

4/16ナイトメア 2/16リリム フリアイ 1/16ケルピー アプサラス オロバス ラミア ヤクシニー マンイーター レムルース ピシャーチャ

市ヶ谷〜四ツ谷方面(2D)

4/16フリアイ 3/16ワーム 2/16シトリー コカトライス アツユ 1/16タムズ ストーンカ ベリス

六本木連絡通路/六本木1F/大地下道六本木側B1・B2

3/16マンイーター 2/16コープス ピシャーチャ ラルウァイ 1/16ベイコク グール ボディコニアン ファントム ゾンビ レディーゾンビ オバタリオン

六本木B1・2F・3F

2/16オロバス リリム ラルウァイ コープス ピシャーチャ 1/16シトリー ベリス ブラックウーズ ベイコク マンイーター ファントム

大地下道3F〜池袋側出口/銀座B3〜カテドラル通路/都庁30F

1/16ワーウルフ タンキ ホブゴブリン メイガス ロア ドワーフ リリム デカラビア フォルネウス ダーキニー ナーガラジャ おにじょろう ウェンディゴ サウォバク ワーム コープス

警視庁ビル

5/16T93G 4/16T953/P T95D 2/16ビットボール 1/16ウォッチャー

銀座方面(2D)

2/16ストーンカ テンプルナイト しょけいライダー フリアイ アツユ T93G T95C/P 1/16ウェンディゴ ビットボール

東京タワー1F・30F

6/16きょうしんしゃ 4/16ドワーフ 3/16ブッカブー 2/16メイガス 1/16ノッカー

大地下道銀座側B2・銀座1F・B1

2/16ホブゴブリン プルシキ ラミア ヤクシニー 1/16ドワーフ メイガス カワンチャ おにじょろう はかいそう ラルウァイ ベイコク ブラックウーズ

銀座B2・銀座-品川間通路B1北側/カテドラルロウ北西区域

3/16レオナルド 2/16ホブゴブリン チュルルック ターラカ ファントム 1/16メイガス おにじょろう ラミア イバラギドウジ プルシキ

品川方面(2D)

2/16テンプルナイト きょうしんしゃ イソラ ウェンディゴ フリアイ コカトライス 1/16ストーンカ メイガス T95C/P T93G

品川1F・銀座-品川間通路B1南側

2/16プルシキ ナーガラジャ サウォバク 1/16きょうしんしゃ メイガス テンプルナイト ロア イソラ イバラギドウジ ラミア チュルルック ウェンディゴ ラケー

品川2F・3F・4F

3/16ロア ナーガラジャ2/16ワーウルフ メイガス デカラビア サウォバク 1/16チュルルック ターラカ

四天王の館/カテドラル2〜3F南東側

3/16ヤクシャ ダーキニー ラクシャーサ 2/16シュテンドウジ テング サンニ・ヤカー 1/16トゥルダク

池袋

3/16ゴズキ メズキ トゥルダク 2/16サルタヒコ サンニ・ヤカー 1/16オンコット チュルルック タマモ

池袋方面(2D)/カテドラルB1北東隅

3/16バイブ・カハ ワイアーム 2/16センリ オルトロス 1/16ホブゴブリン プルシキ イバラギドウジ ファントム サウォバク コカトライス

上野方面(2D)

2/16オルトロス シトリー サウォバク ウェンディゴ 1/16センリ ワーウルフ プルシキ イバラギドウジ バイブ・カハ ワイアーム コカトライス ワイバーン

上野1F・2F・3F

3/16ニ・カロン 2/16ナタク オンコット レオナルド バーベガジ 1/16オセ マルコキアス インキュバス ゴルゴン サンニ・ヤカー

上野B1・B2

4/16アトラス 3/16オルトロス オセ ゴルゴン 1/16サキュバス ヴェータラ バジリスク

TDL方面(2D)

3/16グルル ワイバーン 2/16タムズ ジャイアント 1/16ラクチャランゴ オルトロス バイブ・カハ マルコキアス バジリスク マンティコア

TDL1F・2F・3F

3/16ゴルゴン 2/16ジャイアント サキュバス マルコキアス サンニ・ヤカー マンティコア 1/16コロンゾン ターラカ バジリスク

TDL4F/カテドラルB2〜3南側

2/16コロンゾン サキュバス マルコキアス サイクロプス バジリスク マンティコア 1/16ケルベロス インキュバス ゴルゴン サンニ・ヤカー

属性確定後

カテドラル方面(2D)

4/16ジャイアント 2/16グリフォン ラクチャランゴ バイブ・カハ フレスベルグ 1/16セイレーン グルル フレスベルグ バーベガジ

海(2D)

3/16ユルング クラーケン 2/16グリフォン セイレーン サーペント フレスベルグ 1/16バイブ・カハ スキュラ

東京タワー45F/スガモプリズン45F

3/16スキュラ 1/16シュテンドウジ イバラギドウジ ケルベロス スキャナー キンナラ アバドン デカラビア やみほうし タマモ ミシャグジさま サイクロプス T95D おしち

皇居

4/16センコ 2/16ヤクシャ テング シュテンドウジ 1/16キンナラ ハリティー モムノフ ナガスネヒコ サルタヒコ アラハバキ

都庁ラーヴァナ側

3/16ダーキニー ラクシャーサ ヴェータラ 1/16ヤクシャ スキュラ ハリティー トゥルダク やみほうし レギオン サンニ・ヤカー

都庁ヴィシュヌ側

4/16キンナラ 3/16ヴェータラ 2/16ヤクシャ ガネーシャ 1/16ラクチャランゴ センリ ハヌマーン オンコット ヴリトラ

カテドラルロウ

3/16スキャナー 2/16トロール きょうしんしゃ テンプルナイト メイガス アトラス 1/16タム・リン サルタヒコ ケツアルカトル

カテドラルカオス

3/16アサシン 2/16はかいそう やみほうし おにじょろう サキュバス リッチ 1/16ユルング インキュバス ヴァンパイア

カテドラル中心部

2/16スキャナー アサシン ユルング 1/16タム・リン トロール ケルベロス アトラス サルタヒコ ケツアルカトル インキュバス サキュバス ヴァンパイア リッチ

カテドラル外縁部

1/16エルフ ルサールカ ホブゴブリン ワーウルフ ヤクシャ アトラス コロンゾン ロア シュテンドウジ チュルルック ダーキニー ゴルゴン マルコキアス オセ オロバス ゲンブ

カテドラルB1・B2・B3

3/16サマエル 2/16アサシン イツァム・ナー ヴァンパイア サキュバス リッチ 1/16サーペント ランダ アバドン

カテドラルB4・B5

3/16フルーレティ ハリティー 2/16アバドン ランダ リッチ サーペント 1/16ヴァンパイア ヤマタノオロチ

カテドラルB6・B7・B8

3/16カーリー フラロウス ファフニール フェンリル 1/16フルーレティ ハリティー ペンドラゴン サーペント

カテドラル1F・2F・3F

3/16タム・リン 2/16クー・フーリン スキャナー ガネーシャ イツァム・ナー テトカポリトカ 1/16トロール ケツアルカトル ギリメカラ

カテドラル4F・5F

3/16センコ ハヌマーン ヤマタノオロチ 2/16ガネーシャ オーカス 1/16クー・フーリン グリフォン フェンリル

カテドラル6F・7F・8F

3/16オベロン ペンドラゴン トウテツ 2/16センコ ハヌマーン 1/16ガネーシャ オーカス フェンリル

エンカウントテーブルが複数あるマップ

レジスタンスのアジト

西側は新宿B2、東側は駐屯地2Fの敵が出現。破壊後東側は精神世界の敵が出現。

銀座品川間通路B1

北側は銀座B2、南側は品川1Fの敵が出現。

カテドラルB1

紫=カテドラル中心部、緑=カテドラルB1〜3、赤=カテドラルカオス、青=カテドラルロウ、水色=吉祥寺アーケード、茶色=新宿B2/2F等、黄色=池袋方面2D、白=カテドラル外縁部の敵が出現。

カテドラル1F

赤=カテドラルカオス、青=カテドラルロウ、緑=カテドラル1〜3F、紫=銀座B2の敵が出現。水色のエリアは通常はエンカウントなし。都庁クリア前にロウヒーローと話すか、扉手前でステータス画面などを開くと吉祥寺2Dの敵が出現するようになる。この時マッパーを使うと通常と違う表示エリアになる。

カテドラルB2/B3

紫=カテドラルB1〜3、水色=TDL4Fの敵が出現。

カテドラル2F/3F

紫=カテドラル1〜3F、水色=四天王の館の敵が出現。

2Dマップのエンカウントはみ出し情報

渋谷南の恵比寿、目黒、白金台に品川方面の悪魔が出現。
銀座南西に品川方面の悪魔が出現。
池袋西の砂漠エリアにはTDL方面の悪魔が出現。
上野西の飯田橋に銀座方面、小石川に池袋方面の悪魔が出現。
TDL北西に銀座方面の悪魔が出現。

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