真・女神転生誤動作報告書
◆真・女神転生のバグ アイテム売買バグ お金が減らない 属性バグ
免罪符バグ 解呪バグ オーバーフロー 偽造IDカード等消滅
ヒロインバグ 合体バグ イベント床すり抜け 香の使用バグ
蘇生バグ 四人旅
◆全滅バグ派生技 仲魔から装備入手 バグ金剛神界 うかつワープバグ
任意メモリ操作 ◆オートバグ派生技 アイテム増殖 仲魔増殖
人間増殖 任意コード実行 隊列溢れワープ 0人PT入れ替え
環境依存バグ ◆後期版専用バグ ヒロイン増殖 きくすいのこだちバグ
◆物理的なグリッチ セーブ改竄グリッチ 初期乱数の書き換え BGMの不具合
用途別索引 金稼ぎ LV上げ 香増殖 希少品入手 魔人作成

◆真・女神転生のバグ

SFC版真・女神転生のバグについての解説。主に明らかにおかしな挙動をする物について。計算式のミスなど一見してバグかどうか分からない物は挙動の項で解説。
特記のない限りリメイク版では修正済み。PCエンジン版のみ一部の技が再現可能。

※作品罵倒を目的としたまとめコンテンツでの利用を禁止します。

アイテム売買バグ

アイテム売買中に決定ボタンを押しながらキャンセルボタンを押す事で、未所持のアタックナイフを売却して無償で金を得たり、本来売られていないアイテムを購入できる有用なバグ。
購入できるアイテムは店ごとに異なり、大半の店ではアイテム番号0のアタックナイフが売られているが、稀に希少なアイテムを購入できる事もある。 中でも大破壊後のガイア教会では、本来シナリオ後半の一品物である天叢雲を無料で購入できるため、 高額で売却したり、これを素材として最上位の合体剣ひのかぐつちを量産する事などができる。
ロッピー版およびなぜかPCエンジン版でも可能。
この技で購入できるアイテムの一覧は魔人の館(復旧中)や下記の外部Wikiをご利用下さい。
副作用 仲魔枠の拡張後にアタックナイフ空売りを行うと、11体目の仲魔が本来と異なる異常な能力値と特技になる。変動内容は後述する全滅装備バグを利用した時とほぼ同じ。
剣合体 天叢雲からひのかぐつちを作成するために必要となる精霊サラマンダーは一般的な同種族合体で作るにはゲーム終盤レベルの素材が必要になるため、以下の作成法を推奨。
1. メシア教徒のランダム合体を利用してグレムリンとウンディーネを作り、この二体を合体するとダーク悪魔によるランクアップ合体の法則が適用されてサラマンダーになる。
2. 精霊8種のうち、低レベル側の三種を三身合体するとサラマンダーになる。金剛神界で妖魔を調達していると作り易い。
3. 宝石交換で直接貰う。ルビー入手のために上野までシナリオを進める必要があるが、宝石さえ揃えばレベルを問わずに貰う事ができる。
外部Wiki 売ってくれるアイテム一覧

お金が減らない

case1. 金剛神界から帰還する時にアイテムが一杯だと金が無くならず、¥がそのまま魔ッ貨になる。通常プレイでも意図せず起こりやすいバグ。ロッピー版では修正されている。
case2. マグネタイトが99999になると金が99999になり減らなくなる。
一見すごいバグに見えるが、マグネタイトを稼ぐのはかなり大変なうえ、アイテム売買バグのほうが手軽に金を増やせるのであまり利用価値はない^^;。また99999は所持金の上限ではないため、ゲーム終盤では買えないアイテムも普通に登場するなど、手間の割に結構残念な技。ロッピー版では修正されている。

属性バグ

属性反転 属性がロウかカオスに限界まで傾くと、オーバーフローで一時的に逆の属性になってしまう事がある。偏らせるだけで起きる訳ではなく、 「合体による属性変動」か、「仲魔にいる悪魔との会話」でしか起きない。更にロウ側から反転させる場合、属性値の端数(0.1刻みで表わされるが多いが、 実際は6554/65536刻みのため、10回ごとに4/65536の余りが出る)が0でない(ゲーム開始から端数変動を±10回以上起こしている)事も条件になっている。
オーバーフロー中は回復施設やイベントでの現在属性判定は符号なし1バイト(00〜255)で参照され、属性が反転した物として扱われるが、 属性値変動の計算時には符号付き2バイト(-32768〜32767)で管理されているため、回復施設を除く次の属性変動イベントで超過状態を認識され、 本来の属性に修正される(プレイヤーからは二回反転したようにも見える)。このため別のバグを併用しない限り、属性決定の時点では必ず元の属性に戻る。 また属性反転中はどちらにオーバーフローしてもロウの仲魔が呼べなくなる。
属性変動バグ 最終属性確定後に「仲魔にしている悪魔を倒す」「ロウ種族かカオス種族の悪魔を召喚する」と本来確定されたはずの属性が僅かずつ変動してしまう。 詳細な変動条件についてはこのあたりを参照。 使い方によっては両属性のイベントを掛け持つなどの特殊プレイが可能になる半面、発生するタイミングによってはリングが作れないなどのクリア不可能な状態になる場合がある。
後期版では修正されたとも言われていたが、実際には「悪魔を召喚する」際の属性変動しか修正されず、「仲魔にしている悪魔を倒す」事による属性変動は残ってしまっている。
属性変動の方向がカオス側だけになってしまったため、知っていても修正が効かなかったり、プレイヤーに有利な利用ができなくなるなどかえって厄介なバグになってしまっている。
なお属性反転バグとは発生条件になる行動が重ならないため同時には起こらず、ループさせて元に戻すような事もできない。
ルート決定バグ 本来属性が偏りすぎていると強制的にルートが決まってしまうが、ハニエルかエキドナを倒した後には強制選択がないため、この間に教会などを利用して倒した陣営側の属性に大きく偏らせてから逆の属性に決定すると、決定した側への属性値の修正量が不足となり、シナリオ展開と違う属性になる。この状態を利用すると洪水を起こさずクリアするなど通常と違う順序で攻略できる。詳細は辺境のターミナル真・1 属性調査を参照。

免罪符バグ

免罪符は「ロウ属性の悪魔を立ち去らせる」とする攻略本の解説と異なり、実際には全ての属性の悪魔を立ち去らせる事ができる。この仕様はリメイク版でも共通。
SFC版ではこれに加えて、ボス用BGMの流れないイベント戦闘も回避する事ができる。効果の似ている煙幕弾やトラフーリでは回避できない。
この際立ち去らせた敵が二組のグループだった場合、2グループ目の退場処理が正しく行われず、フラグが残存して以降の戦闘で割り込んで攻撃してくる。 このフラグ残存状態の敵は攻撃のターゲットにできず、倒さなくても戦闘は終了する。
セーブしてリセットするか、2グループ目の枠を上書きする数の敵と遭遇すると治る。

解呪バグ

case1. 呪いの掛かったキャラクターを一旦戦闘不能にして蘇生をすると呪い装備を付けたまま呪いが解ける。SFC版ではこの方法で呪われた最強属性兜を常用できる。
case2. 一部の仲魔の呪いを回復施設で解くと、攻撃力0、速さと運がカンストなどの出鱈目なステータスになり、呪い装備が手に入る事がある。例として邪龍コカトライスから最強兜の諏訪法性などを生成可能。 ただし正規の方法でも人数分は手に入る装備なので、実用性はあまりない。また全滅装備バグで代用可能。装備できない消費アイテムなどが取れる場合もある。
その他 呪い装備を回復施設で解く際、装備を外せるアイテム欄の空きがない場合、失敗したと言われて金だけ取られる。

オーバーフロー

case1. SFC版ではレベル補正で経験値が65536を超えると、値がループして経験値が少なくなってしまう。魔人や最終盤ボスを倒すと普通に起きるので回避するほうが難しい。補足 複数体の累計で超えた場合は65535で止まる模様。
case2. 強さの高い状態でストラディバリを装備してタルカジャを重ねる等の方法でダメージが65535/敵の防御力を超えると、オーバーフローでダメージが少なくなる。真Uの同バグが有名だが実は真Tでも起きる。

偽造IDカード等消滅

新宿でヒロインが仲間になる時にアイテムが一杯だと、イベントアイテムの「偽造IDカード」が手に入らなくなり、進行不能になる。 後期版では進行不能にならず別のバグが起きる。アマノサクガミを倒した際のIDカードも同様に消滅して進行不能になる。後期版では再入手可能。他の必須アイテムはアイテムを減らしてから同じ場所に戻ると再入手可能。

必須アイテム以外の消滅例

「タコの笛」「亀甲の鈴」は、貰う際にアイテム欄が一杯だと偽造IDカード同様に消滅する。 しかし消滅しても普通にカメやタコを呼べるため、かえってアイテム欄を圧迫せず得になる。
リリスを倒す際にアイテムが一杯の場合、ベリアルの壺を入手できなくなる。
通常戦闘でもアイテム欄が一杯だと悪魔がドロップアイテムを落とさなくなる。
条件は不明だが、復興イベントでアイテムを貰う際にアイテム欄が一杯の場合、やり直せる場合と消滅する場合がある。

ヒロインバグ

ヒロイン再加入時にヒロイン離脱時のレベルより主人公のレベルを低くするとステータスが上限突破したバグステータスのヒロインが仲間になる。
この上限突破したヒロインのステータス画面か装備画面を開くと表示処理によって更にメモリ破壊が起こり、名前やアイテムや魔法や現在向いている方角の状態がおかしくなり、画面が激しく崩れる。
この状態で移動をすると壁を突き抜けて離れた座標にワープをするのでカテドラルなどのまだ行けない場所に侵入できる。
大抵エラー表示やダメージゾーンだらけのバグマップに飛ぶので、正規のマップに行きつくにはそれなりに根気が必要。 上手く飛ぶと自宅や駐屯地などの破壊前のマップにも飛べる。外に出ると破壊後マップの移動不可能な地形などに出てしまうので、破壊前2Dには戻れない。
掲示板リンク 【バグマップの詳細】
注意点 この状態でヒロインのレベルが上がるとステータス割り振り画面から抜け出せず進行不能になる。
ヒロインの装備を売却するとステータスが40に修正されるが、メモリ破壊能力は無くならず(※以前の「無くなる」という記述は誤りでした)、レベルアップで進行不能になるのも同じ。
通常進行に戻る方法はないので高ステータスのデータを作る目的には向かない。
実行時のレベルについて ヒロイン離脱時のレベルが高いと(ステータス配分にもよるが、概ねLV37〜40程度以上から)ステータス画面を開いてもワープバグに派生しなくなる。
逆にレベル10以下程度で離脱してバグを起こした場合、ステータス画面を開くとレベルアップ時同様のポイント配分画面になってしまい進行不能になる。装備画面で代用すれば回避は可能。
レベルによる挙動の違いは離脱時のステータス合計が高いほど計算式のオーバーフローによりステータス増加量(=メモリの書き換え範囲)が減ってしまう事が原因。
ステータス増加量の計算式
(65536−(離脱時と復帰時のレベル差×離脱時ステータスの個別値))÷離脱時ステータス合計。
実際の処理では(65536-離脱時と復帰時のレベル差)×離脱時ステータスの個別値の計算結果がオーバーフローした値を離脱時ステータス合計で割っている。

合体バグ

case1. ヴィシュヌを作成可能にした後、理論上ヴィシュヌの上の魔神ができる高レベル三身合体を行うとバグ悪魔 「魔神マハラギオン」が出来る(魔王や邪神を使う作り方もある)。これを素材にすると更に別のバグ悪魔を作れる。詳細は魔人の館および以下の動画を参照。
作成時にフリーズする場合はセーブしてロードした直後に試すと成功しやすい。
後期版でも魔神マハラギオン自体は作成可能だが、派生合体にフリーズが多く、実用的な派生悪魔があまりいなくなっている。

case2. 邪神の内ランクの隣合わない二体を合体させると種族が本来の物と違う悪魔ができる。詳細は魔人の館内の特殊邪神合体の解説を参照。バグ種族の合体結果を表示させるとその後のエンカウント演出がバグり高確率でフリーズする。
case3. 高レベル悪魔とガイア教徒を合体させると本来は合体不能になる筈の結果(合体法則上は没悪魔の魔王アリオク)が選ばれる事がある。 初期版ではこの合体不能悪魔が抽選されるとフリーズしてしまうが、ロッピー版ではバグ悪魔の「プルトニウムだん きくすいのこだち」を作れる。 参考 ≫真・女神転生 攻略・交流掲示板

イベント床すり抜けバグ

あまり知られていない仕様として、真・女神転生では敵に背後から襲われる事がある。詳細はバックアタックの項を参照。
バックアタックが発生するとパーティの進行方向が逆になるため、その戦闘から逃げると遭遇地点から一歩先に進んだ場所に離脱する。 この時にイベントマスに重なった場合、そのイベントマスをすり抜けて進む事ができる。
最も効果があると思われるのは六本木のロウヒーロー離脱イベントのスキップ。六本木は通常イベントクリアまで敵は出ないが、一旦他の街に転送してからトラエストでバリア内に侵入すると 敵が出現する状態でベリアル封印イベントを進める事ができる。この状態で速さと運を低く維持しながら黒伯爵の一歩手前でバックアタックを受けて逃げると、 ロウヒーローを生存させたまま赤伯爵の部屋を脱出してシナリオを進める事ができる。ステータス的に逃げの成功率は低いので、実行には麻痺などで敵を固められる(または全滅バグ等で逃走に特化させた)悪魔を用意したい。 同様に銀座地下の太上老君をすり抜けてカテドラルに近道する事もできる。ただし属性決定していないと入口の扉が全て閉まっているので、 先へ進むには予め洪水を起こす条件を見たしている必要がある。
他にはロウルートかカオスルートの場合に、カテドラル入口の両ヒーローをすり抜けて洪水を起こさずに内部に侵入できる。
動画 ≫真・女神転生 ロウヒーロー生存ルート

香の使用バグ

二重使用 ICBMのカウントダウン中に香を使用し、「〇〇の △△が あがった」の表示でテキストを進めずに待つと、香は減らずにステータスが上がった状態でシナリオが進む。
再計算バグ 香を誰に使っても、誤って主人公のステータスが再計算される。主人公以外が香の効果を末端のパラメータに反映させるには、装備や並び替えなどで再計算させる必要がある。

蘇生バグ

今作では戦闘不能にDYINGとDEADの二通りがあり、蘇生失敗で段階が進行するが、状態と回復手段の組み合わせによって本来の仕様と矛盾する複数のバグがある。
case1. DYINGの仲魔を回復施設で蘇生失敗するとDEADを経由せず即座にロストしてしまう。 人間は回復施設での蘇生失敗では段階が進行しない。
case2. 呪殺を受けるとDYINGではなく直接DEADになるが、この「呪殺のDEAD」は本来DYINGしか回復しないはずの金丹で回復する。 DYINGから蘇生失敗した「本来のDEAD」は金丹では回復せず、またリカームは「呪殺のDEAD」も回復しない。
case3. 金丹で蘇生失敗した場合、なぜか蘇生失敗したキャラではなく主人公がDEADになる。
case4. 人間は通常ロストしないが、サマリカームでの蘇生失敗のみ、人間キャラでもロストしてしまう。通常進行不能になるのでセーブしない事。 参考ツイート。

四人旅

四人旅を実行する方法はセーブ中にリセットするデータ合成法、任意コード実行の利用、バグワープで夢の中のロウヒーローとカオスヒーローを加入させる方法、Switch版でヒロイン増殖から精神世界のフラグを先に立てるなどいくつかの方法がありますが、ここでは比較的副作用の少ない、トラポートによる金剛神界への再帰還チャートを解説します。動画はこちら
金剛神界トラポート法 ステータス配分はエストマとトラポート習得のため、カオスヒーローとヒロインは魔力に振る。
吉祥寺で非売品購入のバグを使用してアイテム欄に5つのディストーンと全滅バグに必要な如来像、多めの秘孔針、装備交換用のレザーグラブ等を用意。
ケルベロスなどの強い悪魔を呼び出した状態でゴーストの呪殺反射を利用した全滅バグを実行。人間が戦闘不能の状態で吉祥寺を歩き回り、ゾンビが出現するのを待つ。
ゾンビが出現したら逃げて装備欄を開き、アイテム欄のディストーンの位置+117回下を押した位置を選ぶと、腕装備に偽造IDカードが出現するのでレザーグラブと交換して入手。ついでにケルベロスからグングニル等を入手する事を推奨。
新宿でターミナル登録だけ行ない、偽造IDカードを使用してヒロイン救出イベントを行なわずにゴトウとトールマンに面会してICBMのイベントを起こすと、ロウヒーローとカオスヒーローを連れた状態で金剛神界に到着する。この際、金剛神界に連れ込む仲魔は最初のフロアで回収できる4体目までをカーシー、アズミ、アンドラス、ガミジン(堕天使のうち一体は特攻隊でも代替可)にしておく。
金剛神界では連れ込んだ仲魔4体を回収しながら、道中で出現する魔獣タンキかネコマタを勧誘する。
仲魔を三体を呼び出して隊列を埋めてからロウヒーローが加入する部屋に入ると、隊列溢れによって金剛神界外周のミラーマップにワープする。
ミラーマップの南側に移動してイベントマスを踏むかステータス画面を開くとトラエストの禁止フラグが解除されるので、カーシーのトラエストを使用する。
東京の外周のバグマップに出るのでエストマをしてから北東に移動すると、東京マップの南西端に出るので、海岸に沿うように東に向かって移動してマップをループさせる。
7回目のループで色の薄い浅瀬の地形が見えなくなる位置まで進んで、海岸から一歩離れてメニューを開くとカテドラルロウの目の前に出るので、ターミナルを使って新宿に戻る。注意点として、この区間では帰還先とフラグ順序の都合上、ターミナルでのセーブを行わず、¥が紙屑になるイベントとヒロインの呼び声イベントが最初に起きるマスを踏まないようにして下さい。
新宿方面で通常の進行通り、カオスヒーローの離脱(合体相手はガミジンか特攻隊)、ヒロインの加入のイベントを進める。この際、エストマ役の悪魔作成を省略するため、カオスヒーローがいる間に渋谷と六本木のターミナル登録、ヒランヤ購入、ヒロイン面会を済ませ、宝石交換で風魔の鈴を2個用意する。オザワ打倒後はエストマが切れないようにサイコダイバーを救出して、精神世界と六本木の攻略時には風魔の鈴を使用する。
ヒロインが加入したら邪教の館に移動して、鬼神コトシロヌシを作成する。作成例:タンキorネコマタ+アズミ=ヤクシニー、アンドラスorガミジン+カーシー=ワーキャット、ヤクシニー+ワーキャット=コトシロヌシ。
コトシロヌシを呼び出して適当な弱い悪魔とエンカウントしたらコトシロヌシのマカトラをロウヒーローにかけて、次のターンでサバトマを選択肢して対象悪魔を選ばずにキャンセルして逃げる。
そのままコトシロヌシを連れてベリアル封印のイベントでゆりこの要求を断ってBIND状態にさせる。ロウヒーローが離脱したら徒歩で回復施設に戻り人間だけ治療。ついでにショップに立ち寄って武器を売却しておく。
ヒロインのトラポートで金剛神界に帰還。念のためセーブをしてから適当な戦闘でオートにして、別の状態異常を受けるなどのトラブルなくBINDが自然治癒すると、戦闘のできないロウヒーローが隊列に呼び出される。
このロウヒーローはイベントの生存判定は通過できるので、カオスヒーローを改めて加入させてから怪人のイベントで離脱と再加入をさせると、戦闘のできる完全な状態で隊列に復帰する。
あとは通常通り金剛神界を攻略すると、離脱イベントが済んだ状態の東京に帰還して、エンディングまで人間四人を連れて行く事ができる。

◇全滅装備バグと派生技

人間が全員戦闘不能になってもゲームオーバーにならず行動できるバグが複数存在する。さらに全滅状態で装備欄を開くと、カーソルが不正な位置を選べるようになり、 選んだ場所によって様々なメモリ改竄現象が起きる。動画 ≫sm37350265
ただし、開く場所が悪いとセーブに異常値が書き込まれる場合があるので、 使用の際は下記の対策をした上で、手順を間違えないように行なって下さい。

発動方法

六本木法 ベリアル封印後に毒などを利用して主人公とヒロインを戦闘不能にさせてからロウヒーローを離脱させる。
石化法 最後に戦闘不能にするキャラを石化にさせる。魅了や反射による味方石化や、TDLの運試しでの石化(ただし非常に低確率)でも可能。
きんたん法 きんたんで蘇生失敗するとなぜか失敗したキャラではなく主人公がDEADになるバグがある。このバグで最後に主人公をDEADにする。
呪殺法 如来像かロザリオの効いた状態で呪殺を食らう事で最後の一人を戦闘不能にする。反射利用も可。

仲魔から装備入手 (+仲魔ステータス変化)

全滅バグの状態で一旦ステータスを開きキャラ一覧を表示させる。キャンセルして装備を選び、ステータス画面の並び順+5回下を押した位置の空欄を選ぶと、仲魔を含む現在パーティの装備欄が開く。 仲魔の装備欄を開いた場合、仲魔の各種ステータスをアイテムコードに変換した物品が装備品として表示されるので、適当な店売り品と装備交換して香や各種属性装備や魔人武器などの希少品が手に入る。
副作用 装備を変更した仲魔はステータスや特技が大幅に変化する。この内、特技3は剣のID、攻撃力は銃と銃弾の威力によって決まる。 強さ〜運の値は装備変更前の補正値として知恵は防御相性ID、魔力は攻撃回数ID、速さと運は特技1と2が参照され、 装備品(本来装備でない物を含む)の補正値に置き換わる事でそれら補正値に当たる能力も変化する。 補正の結果能力値が0を下回る場合は40になり、補正値は下回った値から40までの差分の値になる。
注意点 ステータス一覧は最初だけでなく、一度でも装備を開いたらもう一度開き直す必要がある。また装備を開きたい仲魔がステータス一覧の二枚目以降にいる場合でも、 順番は二枚目の何番目かではなく、通しで何番目かで数える。
掲示板リンク 【入手できる希少品のリスト】 【魔法特技番号表】
外部サイト ≫ 逆さ流星のブログ 【真・女神転生 1】装備バグ図鑑

バグ金剛神界

全滅バグ状態でフリーズしない程度のバグステータスが表示される装備欄を開くと、画面がぐちゃぐちゃにバグり、ICBMのカウントのような物が始まる。カウントが0になると金剛神界のような所にワープする。
ゼンキゴキの没セリフなどを聞けるが、ステータスが滅茶苦茶で戦闘はまったくできず、一旦ゼンキに会ってセーブして再開しないとエンカウントしただけでフリーズする。 また敵はこれまでのステータスと関係なくバックアタックをしてくる事がある。壁を背負うようにバックアタックされると逃走不可能になり手詰まりになる可能性がある。 コンピュータはシステムエラーと表示され使用できないが、悪魔との会話はできる場合がある。
パーティは麻痺状態のバグキャラで埋まっていて、カオスヒーローに会うと市ヶ谷駐屯地、ロウヒーローに会うと金剛神界の外周に似たバグマップにワープする。 駐屯地から外に出ると移動不能な海上に出てしまうので、どちらも元に戻る方法はなく進行不能。
北の扉が開いているので怪人イベントを進める事もできるが、帰って来た時点で両ヒーローが加入してバグマップに飛ぶので、通常マップに復帰する事はできない。

うかつワープバグ

全滅バグ状態でヒロインバグに似た値のステータス表示になる装備欄を開くと、方角が「うか つ」表示になり、ヒロインバグと同様のバグワープ現象を起こす事ができる。
動画リンク 真・女神転生 バグRTAの旅
掲示板リンク 【バグマップの詳細】
ステータスを調整してメモリを破壊する領域を上手く調整すると、名前バグなどの不都合なバグを起こさずにワープバグだけを起こす事も可能。
上手く使うと通常進行に復帰可能な状態で好きなマップに飛んだり、仲間を離脱させずにシナリオを進める事ができる。発生条件等の詳細は次項を参照。

任意メモリ操作

装備可能者がいない状態で装備を選ぶと、キャラ選択用のメモリが未整列の状態で人数を無視した範囲(128枠)を選択できるので、本来装備ではないメモリを装備として開いてしまう。
一旦ステータス一覧を開くと選択肢のメモリにキャラIDが整列されるので、当該の空欄(キャラの並び+5回下)を開くと仲魔を含む現行パーティの装備画面となる。
制限付きのメモリ編集 下を118回押した以降の空欄を選択すると、所持アイテムのID(このサイトを参照)+個数を上位バイトとした値をキャラアドレスと誤認して装備欄を開くので、前もってアイテムを調達する事で、開くアドレスを任意に調整できる。 例えば一本の七星剣を持っていた場合、コードが0120になるので、そのアドレスを開いた場合、主人公とアドレスが120h離れたカオスヒーローの装備欄が開く。 一旦アイテムを手に入れてから捨てる事で、種類IDを残して個数を0の扱いにする事もできる。
これを利用すると仲魔装備以外のメモリも改変できるが、アドレスは何でも開ける訳ではなく、一定の条件を満たしていないと開いた瞬間にクラッシュする。また開く場所が悪いとセーブデータに後述の問題が起きるので注意。
開く事に成功したメモリは装備変更で変化する。装備の影響を受ける関連パラメータも巻き込まれて変化するので、1バイト単位の変更はできない。
ゲームがクラッシュしない条件 強さ〜運として読まれるアドレスの値が大きすぎない事が必要。1項目あたりの値が775を超えるとバグワープが発生し、 779を超えると名前などのステータスがバグり始め、1760程度を超えるとバグ金剛神界、2300程度を超えるとカウントダウン後にクラッシュ、6000程度を超えると即座にクラッシュする。
開く対象が人間のアドレス近辺の場合 上記に加えて、装備補正値として読まれるアドレス(対応するステータスのアドレスの26h先。強さの補正値であれば強さのアドレスに26h足した場所)がステータスとして読まれた値その物よりも値が大きくてもクラッシュする。 また装備補正として読まれた値がFFFFなどの巨大な値の場合、1番目のセーブデータの先頭のキャラがバグキャラに置き換わってしまう。 セーブ異常の対策としては、数値としてFFFFに相当する主人公の装備なしの部位を何かしらの装備で埋めておく事、 セーブデータ1の先頭キャラを人間でなく取り外しのできる仲魔にしておく事、セーブを二番にコピーしておく事である程度危険を減らす事ができる。
危険な副作用 もう一つの注意点として、全滅バグ中に戦闘をしていると、敵がその場にいない悪魔を攻撃したと表示される事がある。この時、とどめを刺したという表示が出てしまうと、 主人公がロストしてしまう。隊列上では変化が分からないが、ステータスを開くと名前が消えてしまっている。 こうなると復元不能なので、バグ技中は余計な戦闘をせず、もしこの現象が発生してしまったらセーブを上書きしないように気を付けて下さい。

敵専用悪魔の作成

メモリ操作の応用として、ボスや魔人などの敵専用悪魔を作れる。
この方法ではクラッシュせずにメモリを開くために、ゲーム開始から仲魔枠の7体目以降を使用していない事が条件となる。ゲーム開始から一度しかできないので、複数回行うには任意コード実行を使った方法が必要になる。
手順 おみくじ3、免罪符3、秘孔針3、作りたい悪魔に対応したIDの剣、マチェット、レザーブーツを用意して全滅状態にする。
装備欄でカーソルをアイテム参照する位置に移動し、おみくじ3の位置に作りたい悪魔IDの剣、免罪符3の位置にマチェット、秘孔針3にレザーブーツを装備すると装備した剣に対応した悪魔がCOMPに追加される。
ステータスは0なのでスライムと合体させるとその悪魔の本来のステータスになる。

◇オートコマンドバグと派生技

真1のオートコマンドは通常物理系しか選べないが、 BIND、SLEEP、FREEZEなどの自然回復するタイプの状態異常がオート中に切れた場合、 直前に選んでいたITEMやCOMPなどの通常選べないコマンドを実行する。 BINDは戦闘終了でも回復しないため、効果発動を次戦以降に持ち越す事もできる。 更にこのバグは、そのコマンドが本来使用不可能な条件でも強制的に実行するため、これを利用して下記の派生バグが起きる。 動画 ≫sm39768933

アイテム増殖

アイテムを使用したターンで状態異常に掛かり、オート中に解けた場合、そのアイテムを繰り返し使用する。この際、個数が0個でも強制的に使用され、 オーバーフローによりFF(255)個になる。隣接メモリの繰り下がりは起きないため、アイテム変化にはならない。 ただし真1のアイテム個数は多くの場面で符号付き1バイトで管理されているので、使用を続けて7f(127)個まで減らさないと、負の個数扱いになり、アイテム欄を正常に使用できなくなる。 負のアイテムを持っている場合、そのアイテム以降が表示されず使用できない。負のアイテムが一覧の先頭か2ページ目以降にある場合、カーソルが空欄にはみ出るので、 正しい場所を選ぶと使用できる。ただし何もない位置を選ぶとフリーズする。 店では負のアイテムは個数表記がバグり、売っても減らなくなる。 応用法として、アイテム使用ターンにBINDに掛かった後、店などに寄ってアイテムの並びを変更すると、 使用アイテムの効果は変わらないまま、そのアイテムの位置に入れ替わったアイテムが減る。 この方法で戦闘中に使えないアイテムも増やせる。 アイテム並べ替えの注意点として、アイテムを捨てたり使用した場合、内部的には0個のアイテムになり、後続のアイテムが詰められる処理は行なわれない。 店で何か物を売ると0個の枠が詰められ、宝石やイベントアイテムは最後尾に移動する。アイテムを買ったり拾った場合、0個の枠がある場合は最後尾ではなくそこに割り込む。 なお魔法はアイテムと異なり、オート中にMPが切れた場合は発動せず、MPオーバーフローはしない。

仲魔増殖

仲魔を召喚したターンで状態異常に掛かり、オート中に解けた場合、同じ悪魔を隊列に召喚し続ける。 増えた仲魔はHPや行動を共有しているので、戦力にはならないが、別の悪魔と入れ替えてパーティを全員悪魔にしたり、 隊列溢れワープに利用できる。 仲魔増殖の際に隊列外に押し出したキャラクターは以降、戦闘や魔法使用をできなくなるので注意。押し出した悪魔も召喚済み判定になっているので、合体素材等にしないと再召喚できない。 人間を全員押し出してから悪魔を引っ込めると0人状態になり、0人入れ替えバグを起こせる。
隊列外に押し出した人間は再加入イベントがないと基本的に隊列復帰できないが、主人公の場合は後述のコトシロヌシによる人間増殖法によって復帰が可能。

人間増殖

二つ方法がある。一つ目は仲魔を召喚したターンでバインドに掛かって逃走し、セーブリセット後の戦闘でオートにすると主人公が二人になる。 もう一つはコトシロヌシのサバトマを使う方法。まず戦闘でコトシロヌシが増やしたい人間にマカトラを使用。次にサバトマを選択して対象悪魔を選ばずキャンセル。 その後敵の不意打ちなどでコマンド選択を経ずに状態異常にしてからオートにすると、マカトラで指定した人間が連続で召喚される。 こちらのステータスが高い場合に不意打ちさせる手段として、渋谷の一方通行扉を背にして逃げて、エルフのドルミナーかリリムのブフーラを使わせるのが有効。 また作成してから魔法を使っていないコトシロヌシがマカトランダを使い、サバトマキャンセル後に不意打ち状態異常にしてオートにすると、 隊列外に押し出してしまった主人公を復帰する事ができる。 人間が増えるメリットとして、経験値が増えた人数倍×増えた人数回貰えるので、合計すると二乗倍になる。 またレベルが上がると、経験値を貰う処理が一人目の次まで巻き戻り、レベル補正を再計算されずに同じ値を再入手するため、 増殖状態でボス戦などの大きな経験値を得ると、一気に最大レベルまで上がってしまう。 増やした人間は仲魔召喚で隊列外に押し出せば消す事ができる。注意点として、増殖状態で並び替えるとフリーズするので、後列に回すには一旦戦闘不能にする必要がある。

任意コード実行

主人公を先頭にした状態で、COMPを使用したターンでバインドし、逃走後移動中にアイテムを選択してキャンセルしてから次の戦闘でオートにすると、 そのアイテムに対応したアドレスが誤って実行される。 名前欄やアイテム欄などの調整可能なメモリを実行させる事で任意のコードを実行できる。注意 不用意なアイテムを選ぶと結構な確率でセーブ異常が起こります。
名前欄によるED呼び出し 主人公の名前を「でQエ9ェH9D」、ロウヒーローを「0」、カオスヒーローは自由、ヒロインを「S3れU3こほぜ」にして、 主人公が先頭の状態でCOMP使用ターンにBINDして戦闘を離脱し、移動中にアイテム欄10個目(後期版では9個目)に置いてある「ディスポイズン」を選択し、次の戦闘でオート中に BINDが解けると、COMPを使用した時点でEDが始まる。 動画 ≫sm39789328

アイテム欄を実行コードとしたメモリ改変

利用法の一例として敵専用悪魔を作る方法を示す。動画解説 ≫sm39955440
まず下記のアイテムを[]の番号の位置に来るように用意。初期版と後期版で必要品目が異なる。また注意点として、アイテムは使用や捨てるで処分した場合、内部的には0個の枠が残るため、これを詰めるには店で何かアイテムを売る必要がある。
初期版 [1]魔法瓶5 [2]模造刀9 [4]ディスパライズ1 [5]おみくじ1 [6]鬼喰い兜1 [7]鬼神の小手1 [8]マスカレード4 [9]三日月の太刀 [11]きんたん [21]任意アイテム9 [23]ハイレグアーマー1 [24]アギラオストーン
後期版 [1]魔法瓶5 [2]模造刀9 [4]ディスパライズ1 [5]おみくじ1 [6]鬼喰い兜1 [7]鬼神の小手1 [8]マスカレード4 [9]三日月の太刀 [10]おみくじ [25]ハイレグアーマー1 [26]アギラオストーン
上記を揃えて初期版は[11]きんたん、後期版は[10]おみくじを選択してから前項同様にオート中COMPを使用すると、所持金を65536で割った余りに対応したアドレスのメモリが1加算されてコマンドメニューが開く。 ここでBを長押しするとオートが終了、短く押すとオートのままCOMPを再使用してメモリを加算し続ける。
例として所持金を660900マッカにすると12体目の仲魔の種類が変化し、通常悪魔の範囲を超えて変化させるとボス、魔人、バグ悪魔を作る事ができる。一部の例外を除いてスライムと合体するとステータスも変化した悪魔の物になる。
レベル不足で作れない場合は、所持金を593931マッカにしてメモリ加算を行なうと、主人公のレベルが+256されてLV99超えの悪魔も作れるようになる。
所持金調整はアイテム売買バグで一度カンストさせてから、買い物と回復施設で調整すると安定させやすい。
スライム合体で作れない悪魔として、何と合体してもケルベロスになるパスカル、合体禁止悪魔、合体表示でフリーズするカテドラルの大型ボス悪魔がいる。
パスカルはマジン(パスカルの二つ次の番号の悪魔)、サンキ、ユニコーンの三身合体で作れる。合体順が悪いとフリーズする。
合体禁止悪魔は大破壊前に作って金剛神界で再開するか、悪魔番号に8000h加算した同じ能力のミラー悪魔で代用する事ができる。
大型ボスはフリーズを回避した合体法が見つかっていない。どうしても仲魔にしたい場合は以下の強制勧誘コードで一応仲魔にできる。
初期版 [1]マスカレード4 [2]三日月の太刀 [11]きんたん [21]任意アイテム9 [22]テトラジャマー7 [23]鬼雷砲8 [24]ハイレグアーマー5 [25]模造刀 所持金 900426マッカ
後期版 [1]パンツァーヘルム4 [2]三日月の太刀 [3]パンツァーヘルム8 [4]ディスポイズン1 [5]鬼雷砲8 [6]マスカレード5 [7]模造刀 [10]おみくじ [25]ハイレグアーマー1 [26]アギラオストーン 所持金 900444マッカ
上記を揃えて初期版は[11]きんたん、後期版は[10]おみくじを選択してからオート中COMPを使用すると、戦闘中の悪魔が強制的に仲魔になる。加入数の上限を超えると主人公のデータが上書きされてしまう。
雑魚戦では同じ悪魔が繰り返し仲魔になる。イベント戦では戦闘が不完全に中断され、次の戦闘までメニューが正常に使用できない。移動魔法も使えないので、エストマを使用している場合は徒歩で帰還する必要がある。

隊列溢れワープ

隊列の六枠が埋まっている状態で人間が加入すると、そのキャラに対応した座標にワープする。通常のプレイでは隊列は埋まらないため、ヒロイン増殖や仲魔増殖を利用する必要がある。 ワープする座標は通常、ヒロインは六本木に隣接するバグマップ、ロウヒーローは金剛神界のミラーマップ、カオスヒーローは市ヶ谷駐屯地に出るが、イベントマスの向きによってずれる場合もある。 人間を必ず枠外に押し出してしまうため、そのキャラクターを利用できなくなるが、イベント時には生存、在籍している扱いになる。 なお枠が埋まっていても仲魔召喚によって隊列外に押し出した場合はワープは発生しない。 利用価値の高い物は以下の二つ。ただしバージョンによって有用度に違いがある。

新宿のヒロイン加入によるバグマップ

詳細はヒロイン増殖を参照。 仲魔増殖によって初期版でも起こせるようになったが、残念ながら初期版では南北ルートのどちらも進行不能マスや壁で塞がっているため、後期版以降でないと有用なマップに出られない。

金剛神界の外側

金剛神界のロウヒーローとカオスヒーローのいずれかで隊列溢れワープを起こし、その先でトラエストをすると、大破壊後マップの外周に当たるバグマップに出られる。 ロウヒーローで隊列溢れを起こした場合、ワープ直後の場所ではトラエストできないが、南側のイベントマスを踏むとトラエストが可能になる。 トラエストの脱出先は大破壊前の大使館通路に入った座標に依存しているので、出口を覗いたり、ICBM中に外まで脱出したりすると、海の上に出てしまい失敗する。 このバグマップでは通常エンカウントしないLIGHT悪魔や没悪魔に遭遇する事がある。中でもMAP南西の海沿いには「がったいふのう」という勧誘可能なバグ悪魔が出現する。 このがったいふのうはレベルが0のダーク悪魔という扱いのため、合体素材にすると通常は合体法則の関係で作れなかった「レディーゾンビ」が(役には立たないが)作成可能になる。 バグマップの脱出法は二通りある。どちらも上手く座標を調整すればカテドラルなどに先回りできるが、位置を誤ると地形に埋まって手詰まりになる。
脱出法1 悪霊、妖鬼、邪龍、妖鳥もしくはそれらと同じ出現エフェクトの悪魔とエンカウントして、逃走後エストマを使う。 するとマップ南西端の地形が歩ける形になっているので、奥まで侵入してメニューを開閉すると、大破壊後の通常マップに戻る。 目安として、地名表記が南千住になるまで西に移動、そこから日暮里になるまで南に移動してメニューを開閉すると、上野方面に出る。
脱出法2 エストマを使用してトラエスト地点から北に移動し、東側にマップをループしていくと、一周ごとにマップが2マスずつ上にずれていく。 メニューを開閉するとこのずれた分が元に戻るので、マップをずらした位置に潜り込んでメニューを開くとマップ内側に入れる。 目安として、右に7回ループしてから海の白い浅瀬が見えなくなる所まで進み、海沿いから一歩離れてメニューを開くとカテドラルに出る。
なおバグマップ南側にも同じ形のミラーマップがあるが、こちらは建物に入るとフリーズするので帰還に利用できない。

0人PT入れ替え

仲魔増殖やヒロイン増殖を利用して0人PTを作り、並び替えを選ぶとカーソルが空欄に移動する。 ここでカーソルをある程度下に移動した空欄を選択していくと、選択した回数に応じてアイテム欄やシナリオフラグなどのメモリが書き換わる。 選択する位置は初期位置を1枠目として1〜6枠目は不在を意味するIDのFFFF、7〜8枠目は主人公のIDと同じ0000、9枠目以降はアイテム欄を参照される。 本来の隊列分である6人分の選択までは不在や重複IDを選ぶと無効扱いになってしまうが、7人目以降は重複チェックがなくなるので、連打するだけで書き換わる範囲が増える。 一定回数ボタンを連打してから同回数キャンセルする事で、回数に応じたシナリオフラグを立てた状態にできる。ボタンを押しすぎると最終的にクラッシュする。 原理としてキャンセル操作の際にメモリの値が(不在を意味する)FFFFに書き換わるので、基本的にイベントが進む側にしかフラグを書き換えられないが、ICBMの発動フラグによって並び替えを強制終了した場合は、フラグの巻き戻りも起こり得る。 ただし悪魔召喚プログラム入手のフラグを巻き戻してしまうと移動時のCOMPを使用できなくなる。 技の前提として人間がパーティから外れてしまう事や、アイテム欄が処分不可能なバグアイテムで埋まってしまう効果のため、通常進行は基本的には不可能になる。 参考動画 名前非破壊RTA
追記 PTを0人にしなくても、主人公だけ隊列外にして他の人間を戦闘不能にすれば実行できるそうです。参考(上記動画の続き)

◇後期版専用バグ

Switch版は基本的に後期版ですが、起きる現象が多少違うようです。

ヒロイン増殖

新宿でヒロインが仲間になる時にアイテムを一杯にしておくと、一旦追い返されるのでアイテムを減らしてもう一度イベントを起こす。 普通にヒロインが仲間になるのでもう一度その場所に戻るとまたヒロインが仲間になる。
ヒロインだけレベルを上げてからもう一度仲間にすると大破壊前にヒロインバグを起こせる。
パーティ人数が埋まってる状態でさらにヒロインを加入させるとダメージゾーンだらけのバグフロアに飛ばされ進行不能になる。訂正と補足 トラエスト、エストマ、アムレットなどを用意すればバグマップの探索、帰還が可能でした。
バグマップを北に192歩踏破すれば正規マップの領域に到達するため、正規マップ南端に配置されたカテドラル、皇居、大地下道を経由した銀座と警視庁ビルなどに移動が可能。
ターミナル登録、メモリ拡張、マサカドの刀を貰う、ロウルートのエンディングを見る(※リングなしで扉を開けるのに属性調整が必要)などのイベントを回収できる。
ただしバグマップにはメモリ状況によって変化する地形や、長区間に渡って道を塞ぐ進行不能マス、壁に囲まれて脱出できなくなる区画がいくつもあるので、踏破難易度は高い。
Switch版について 上記とは別に、Switch版ではバグマップの形状の違いから、パーティオーバーした状態からすぐ南に移動する事で六本木、東西に移動してから南に移動する事で精神世界や夢の中に移動できるようになっています。
夢の中ではロウヒーローとカオスヒーローが加入するため、四人パーティ編成が可能。
人間が増えすぎてしまった場合、「仲魔を呼ぶ」で最後尾のキャラを隊列から押し出す事ができる。この操作による隊列溢れではバグマップには飛ばない。
デメリット ヒロインを増殖する際、偽造IDカードも増えてしまう事に注意。本来は大破壊時点でアイテム欄から無くなりますが、複数枚持っている場合は「一枚減る」だけなので、その後もアイテム欄を圧迫してしまいます。
参考リンク
USAGI BAND:【裏技】真・女神転生(SFC)ヒロイン増殖
ZUGO-Nさんのツイート - 名前非破壊RTA
逆さ流星のブログ【真・女神転生 1】3Dバグマップ解説 Part 1

きくすいのこだちバグ

レベル74以上のランダム合体可能な悪魔(アナンタ、ビシャモンテン、マハカーラの三種と、エンゼルリング作成後の三大セラフしか存在しない)とガイア教徒を合体させると、 ランダム合体のテーブル上、没悪魔の魔王アリオクが抽選されてしまう事がある。この悪魔が選ばれた場合、初期版はバグってフリーズしてしまうが、 後期版ではバグ悪魔の「プルトニウムだん きくすいのこだち」を作る事ができる。この悪魔のステータス画面を開くとヒロインバグとはまた違う大規模なメモリ破壊が起きる。
2Dマップでステータス画面を開くと破壊後マップのほとんどを自由に移動できるバグマップに切り替わる。 元のマップに戻るにはたまに配置されている会話マスを踏むか、満月時のヒロインの呼び声イベントを起こす必要がある。
バグマップを経由するとカオスヒーロー離脱前にカテドラルに侵入してゲームクリアまで進める事や、洪水前に皇居に侵入する事などができる。
また宝箱フラグが破壊されるので香を何度でも入手できる。代わりにロウ、カオスの属性最強装備の一部が入手できなくなる。宝箱扱いでない将門シリーズに影響はない。
その他オートマッピングが通常不可能な格子状に埋められたり、デビルアナライズに通常登録不可能な「ミカエル」が登録されるなどの副作用がある。
注意点 「きくすいのこだち」作成後は、一度通常の悪魔合体結果を表示させる行動をしておかないと、敵とエンカウントした時に高確率でフリーズする。
動画 合体事故でバグマップ召喚

◇物理的なグリッチ

セーブ改竄グリッチ

真・女神転生はチェックサムによるデータ削除をしていないらしく、セーブ中にリセットすると中途半端にデータが上書きされた合成セーブデータになる。 ただしたまにデータが消える事もある。
強くてニューゲーム状態を作ったり、登録先のない状態でトラエストをする事でバグマップを呼び出す事などができる。
意図的にデータ改竄をしなくても、接触不良などによるデータ破損で通常あり得ない状況が起きる場合もある。こんな感じ

初期乱数の書き換え

カートリッジを素早く差し替える事で、乱数を別作品から取る事ができる。乱数の項を参照。

BGMの不具合

古い本体でゲームを起動するとタイトルBGMにノイズが乗ったり、吉祥寺アーケードや新宿BGMのリズムパートがおかしくなる事がある。こんな感じ
寒い時期に発症しやすく、他のゲームでは問題のない本体でも起こる。
本体を温めると一時的に回復する場合もありますが、本体寿命への影響が不明なため自己責任でお願いします。

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